ねぷた祭りの楽しさ
            (茂森新町3丁目 中学2年 男の子による作文)

 ぼくは、小さい時から、ねぷた祭りに参加しています。まず最初に、ねぷた
のつなを引っぱることから始まって、小学校一年生ごろから四年生ごろまでは、
手びらがねをたたいていました。時々、お父さんが笛をふいているのを見たり
聞いたりして、ぼくも、いつか笛をふいてみたいなぁと思っていました。
 五年生の夏休みに入ってすぐ、ねぷたばやしの講習会に参加しました。初め
てふいた時は、息が続きませんでした。音もきたなくて、かすれた音しか出ま
せんでした。でも、何回も何回も練習しているうちに、音が出るようになりま
した。そして今度は、きれいな音が出るようになると、だんだんうれしくなり
ました。
 また、去年、中学一年の夏休みに、茂森新町ねぷた同好会の人たちと一緒に、
群馬県尾島町のねぷた祭りにも参加して、尾島町の人たちと一緒に笛をふいた
時は、とても楽しくて印象に残っています。
 ねぷた祭りは、太鼓や笛、手びらがね、それからみんなのかけ声、全部そろ
って初めて、始まるものだと思います。これからは、弘前のねぷた祭りを全国
のいろいろな人たちにも知ってもらって、そしてまた、たくさんの人に参加し
てほしいと思います。